IPCC第6次評価報告

8月9日に、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)のWG1(自然科学的根拠)から、8年ぶりとなる第6次評価報告が公開されました。これについて、著者の一人でもある環境研の江守正多先生が分かりやすく解説してくれています。

第5次報告から方向性は変わっておらず、それ故にあまり話題になっていない感じもありますが、「温暖化の要因が人為的であることに疑う余地はない」と遂に断定するところに至りましたし、平均気温の上昇予測の幅が狭まり、より精緻な気候変動の予測が成されていることが重要と思われます。

脱炭素への社会変革を目指す揺るぎない根拠を与えるものとして、大変重要と思います。気候変動はまやかしでは決してなく、我々人類が起こしてしまったことであり、我々の行動次第でそれを悪化させることも、止めることも出来るわけです。

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